昨日のダイビング初日は、イルカやシロワニに遭遇できましたりいろいろな体験ができまして。
小笠原・父島滞在の2日目を迎えます。
ここは宿泊施設の隣にあります公園「大神山公園」
綺麗に整備されています。離島とはいえ、さすが都立公園。
そこにも書かれておりますが。
この公園を通り出ましたら海岸がありまして。
そこは小笠原でも有数のウミガメの産卵場所であります。
昨夜のウミガメ観察はその海岸でした。
今日は悪天候かと思いきや、雲は出ていますが快晴で心地よい気候!
美しいビーチが広がります。
ダイビングではなく、普通に海水浴がしたくなります!!
さて・・・お宿に戻りますと。
さっちゃん&堂丸がおにぎりを握ってくれてました。
ありがたくいただきまして、いざ!出発!!
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そして!小笠原でのダイビング2日目です!!
この日は南西の風が強く吹いて海は荒れ模様。
当初の予報だとダイビングが中止になるかも・・・と思うくらいの大荒れ予報でしたが、ガイド様たちの判断で大きな波を超え東側のポイントへ行く事ができました!!
海に出まして、岸壁を見ておりますと。
特殊な地層。
このあたりの島々は火山の噴火により形成された島なので、独自の地層が広がっているそうです。
というお話を聞きながら!ダイビングポイントに到着しまして、ダイビング一本目!!
「テング根」にエントリー!
(当初は「ドブ磯」に行こうとしてたのですが、思いのほかうねりがあったので近くにあるテング根で潜る事に。)
このポイントは魚影の濃さと、小笠原では珍しいテングダイやナメモンガラが集まるのがウリのポイントだそうです。
ここで、10数匹のユウゼン小玉も見れました。
普段は2匹のペアでしか見ないので、10匹でも集まると嬉しいですね~!
ただ、このポイントでの衝撃の出来事!・・・なんと!水温が19℃と!!
エントリーした瞬間に冷たいとは思ってましたが、水底に行ってからダイブコンピュータを見ると水温が20℃を切っていました。。。
あまりの寒さに全員が驚いておりましたが。
美しい海の中で。
「ユウゼン」の群れに見とれて。
楽しく撮影しておりました。
ミニ・ユウゼン玉のポイントを離脱。
動画も是非ご覧下さい!!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
スマートフォン用に縦画面サイズに調整しておりますので、ご覧頂きます際には少々小さくなっております。
(拡大ボタンをタップしますと大画面になります。)
進んで行きますと。
「ノコギリダイ」や 「ヨスジフエダイ」の群れが見られ。
そこに「カッポレ」が突進!
スゴい群れですね~!
ムレムレ!
動画もありますので是非ご覧下さい!!
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スマートフォン用に縦画面サイズに調整しておりますので、ご覧頂きます際には少々小さくなっております。
(拡大ボタンをタップしますと大画面になります。)
串本の海でたびたび遭遇します「テングダイ」や「ヘラヤガラ」も混じっており。
サンゴの陰には「アカマツカサ」もいました。
この子たちも串本ではお馴染みですが。
「アカマツカサ」と「ユウゼン」のコラボ。
温帯の海と熱帯の海に住む生き物たちが混在している図。
串本では普通種のイセエビもあちこちにいます。
イソギンチャクの根元に「クマノミ」の卵。
そんなこんなで1本目が終了しまして。
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2本目のポイントは「万作」
砂地を進んでいきますと。
「ガーデンイール(チンアナゴ)」がいますね。
「ハナゴイ」の小隊。
生き物をいろいろ探索中。
「まさひろ君」が「コガネヤッコ」×「ナメラヤッコ」のハイブリットを発見!!
小笠原では稀に見るハイブリットだそうで、水深15mくらいで見れました。
こちらは「コガネヤッコ」
全身が黄色く、目の周りに青色のアイシャドーが入っています。
小笠原・グアム・サイパンなどミクロネシアエリアに多い魚なので、黒潮が当たる沖縄や本州で見れたらレアもの扱いされます。
「アオウミガメ」発見!
ダイバーが周囲にいましても・・・
おかまいなしで食事をしています。
一心不乱にサンゴを食べてます。
しかしながら・・・
さすがに寄り過ぎました。
動画も是非ご覧下さい!!
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スマートフォン用に縦画面サイズに調整しておりますので、ご覧頂きます際には少々小さくなっております。
(拡大ボタンをタップしますと大画面になります。)
サンゴの隙間に「ダイダイヤッコ」が隠れています。
こちらの30cmほどのフグは。
「ミゾレフグ」ですね。
かなり大きめのアオウミガメが岩の隙間で寝ておりました。
このような感じで2本目のダイビングが終了しました!
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それでは、本日のラストダイブ。
ダイビングポイントは「長崎ワシントン」
1本目・2本目がそこそこ深かったので、3本目は浅い所でのんびりダイビングです。
青い海の中。
砂地を進んでまいります。
水温は午前よりも少し上がりましたが、それでも21℃。
ピリっと寒い中でも快適に潜っております。
この子は串本でもおなじみの「アザハタ」
この子もおなじみ「オオモンカエルアンコウ」
「キイロウミウシ」
「キイロイボウミウシ」
サンゴの穴の中には「ニシキカンザシヤドカリ」
こちらは「まさひろ君」が見つけられた「コンシボリガイ」
串本でも登場した事がありましたが、激レアです!
今日もダイビングが海に出られるかどうか危ぶまれましたが、快適に潜る事ができ。
ダイビング2日目も楽しむ事ができました!
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曇り空ですが風も少なく雨も降らず、良かったです!
ダイビングが終了し、時間もありましたので。
夕方からは、レンタカーにて島内観光します。
あらためまして・・・父島に6年住んでおられました「まさひろ君」が頼もし過ぎる!
道中で下車しまして。
「二見港」と「おがさわら丸」を一望できる場所です。
こちらでしばらく遊びます。
時期と運が良ければ、ザトウクジラも見られるそうです!
ポーズをキメる堂丸。
ちらっとフレームインする「Tomo くん」
いつでも全力で遊ぶ「Tomo くん」
今回の小笠原ツアーの企画者であります!
過去には多良間島、西表島や与那国島のお誘いもしてくれて、私たちのダイビングの幅を広げてくれた友人です。
いつもありがとね~!!
天気が良ければ夕日を眺めるのに最高のポイントだそうですが、曇っていたので短い時間で退散です。
まだまだ時間はありますので。
ウェザーステーションの途中にある戦地跡を巡ります。
砲台跡や弾薬庫にも立ち寄ります。
小笠原は激戦地だったので、戦時中の雰囲気が残っています。
昔のビール瓶なども転がっています。
戦争の跡を見る機会もなかなかありませんので、貴重な体験でした。
茂みの中から離脱しまして。
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ドライブも一区切りして、いったん夕食へ。
「あめのひ食堂」
いただきましたチギフライ。
倉橋は島ズッキーニ&とり天丼。
堂丸は島塩ラーメン。
食事を終え車で移動し、ナイトツアーに行きます!
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小笠原のナイトツアーでは、光るキノコ「グリーンペペ」や「オガサワラオオコウモリ」が紹介されるのですが。
グリーンペペは梅雨時期に雨が少なく湿度も低く買ったとの事で、キノコも菌糸も全然ない状態で、森林の奥地まで進んでみましたが見つからず。。。
こちらの画像は「まさひろ君」が撮られた過去の画像です。
そして、この日の夜は風が強く、木々も大揺れだったのでコウモリも見つからず。。。
こちらの画像も「まさひろ君」が撮られた過去の画像。
しかしながら、森の中を皆で探索して歩くのは楽しかったです。
さて、その後に車を走らせるとこんなものが見えてきました!
こちらは国立天文台の「VERA」といって、岩手県の水沢市、鹿児島県の川内市、石垣島、小笠原の4ヵ所に配置されている直径20mの電波望遠鏡との事で、銀河系の観測をしているそうです。
夜にはライトアップされていて自由に撮影ができます。
しばらくVERAの周りで遊び。
その後の道中にはいろんな見どころがありまして。
「タコノキ」注意の看板です。
実が落ちると車に傷がついたり危なかったりするのでしょうね?
さらに小笠原でよく見られる「アカガシラカラスバト」という日本固有で天然記念物の鳩の看板。
「タコノキ」も「アカガシラカラスバト」も昔は無かった看板だそうです。
こちらは昔からあるヤギ注意の看板だそうで。
小笠原の野ヤギ問題はかなり前から問題視されていて、ドライブしているとしょっちゅうヤギを見かけるそうです。
ちなみに、19世紀初期の頃に家畜・食用として小笠原にヤギが持ち込まれ、だんだん食用で利用しなくなり野生化して爆発的に数が増え。
それらのヤギが植物や固有種を食べてしまう事から、島の生態系を崩す事が危惧されているそうです。
これも昔からあるとのヤドカリ注意の看板。
山道でヤドカリ注意の看板は意外だと思われますが、産卵期になると山から海へと大移動します。「ムラサキオカヤドカリ」「ナキオカヤドカリ」などが特によく見かけるヤドカリだそうです。
このような感じでナイトツアーも楽しみながら、父島滞在2日目の夜を過ごし。
宿に帰りましてからは「とびうお桟橋」やウミガメの産卵チェックに行く元気は無く、即就寝する事にいたしまして!
そんなこんなで、小笠原の海でのダイビング・父島滞在記はまだまだ続きます!!
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2024年6月の小笠原諸島・父島ダイビングツアーを掲載しておりますので、是非ご覧下さい。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
6月1日【小笠原諸島ダイビングツアー前日】
2024年2月ののダイビング・ログ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
2月19日【 沖縄本島に到着!】
2023年11月のダイビング・ログ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
11月20日【 ダイビング in 串本(1日目)】
2023年10月のダイビング・ログ。
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10月16日【 ダイビング in 串本】
2023年7月のダイビング・ログ。
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7月2日【 石垣島から西表島へ!】
2023年5月のダイビング・ログ。
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5月22日【 ダイビング in 串本】
2023年2月のダイビング・ログ。
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2月25日【 第31回・串本海中フォトコンテスト授賞式】
2023年1月の与那国島ダイビングツアー♪
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1月23日【 石垣島、そして初の与那国島へ!】